フィギュア宮原と坂本に「メダルの可能性を強く感じる」 荒川静香が示した「逆転可能」の根拠

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   平昌五輪フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)の後、荒川静香氏は日本の宮原知子選手(19)と坂本花織選手(17)に「メダルの可能性を強く感じています」と述べた。

   宮原選手は4位、坂本選手は5位発進。3位まではそれぞれ約3点差と5点差がある。ここから逆転できる可能性とは――。

  • 坂本花織選手(2018年2月4日撮影)
    坂本花織選手(2018年2月4日撮影)
  • 坂本花織選手(2018年2月4日撮影)

「『ショート貯金型』の戦いをする選手」

   女子ショートは2018年2月21日に行われ、上位陣が会心の演技を連発。大会前から優勝争いを繰り広げると目されていたOARの2強、エフゲニア・メドベージェワ選手(18)が女子SP世界最高記録を更新する81.61点をマークすると、アリーナ・ザギトワ選手(15)が82.92点ですぐに更新した。

   3位争いは混沌としている。ショート3位のケイトリン・オズモンド選手(22)は78.87点、4位の宮原選手は75.94点、5位の坂本選手は73.18点で、いずれもショートの自己ベストを更新。6位にはカロリーナ・コストナー選手(31)も73.15点で続く。

   23日のフリーに向け、この点差について、トリノ五輪金メダリストの荒川静香氏は21日放送の「news every.」(日本テレビ系)で

「いま3位から6位までは大きな得点差と言えず、メダル圏内と言えます。宮原選手は3位と3点差、坂本選手は5点差。3位のオズモンド選手は本来『ショート貯金型』の戦いをする選手なので、『フリーに強い』日本選手にメダルの可能性を強く感じています」

と話している。3回転ジャンプの基礎点が5点前後であることを踏まえると、フリーのジャンプ1回のミスで順位はガラリと変わる。

   フリーの自己ベストはオズモンド選手142.34点、宮原選手143.69点、坂本選手142.87点。単純比較だが、日本勢2人が上回っている。

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