「乃木坂46」「欅坂46」に続く第3の「坂道」グループが、吉本興業から発足することになった。事業会社の、よしもとクリエイティブ・エージェンシーが2018年2月21日に発表した。
「秋元康氏が本気でプロデュースする」「コント感、ゆるいバラエティー感、一切不要のアイドルユニット」がコンセプトで、よしもと所属の芸人やタレント、文化人ら約6000人に応募資格がある。性別、年齢、経験不問。次長課長の河本準一さん(42)は「やります」と即答。「ライバルは平手ちゃんですよ、そりゃそうですよ」と、欅坂46でセンターポジションを務める平手友梨奈さん(16)の名前を挙げて大ぶろしきを広げていた。
よしもと所属6000人が対象で性別、年齢、経験不問
都内で行われた記者会見で流された秋元氏のVTRによると、この構想は吉本興業の大崎洋社長が秋元氏に打診して実現。秋元氏は
「吉本坂が、乃木坂、欅坂のように本当にあるのかは分かりませんが、人気も上り坂、下り坂、いろいろあるように、きっと吉本にも坂があるのでしょう。ですから、吉本坂46、これをプロデュースしたいと思います」
「(人数は)まだ決めていないが、最強のグループを作りたい」
などと意気込んだ。
よしもとクリエイティブ・エージェンシーの藤原寛社長が、ソニーミュージックからのメジャーデビューが決まっていることと、「ゆくゆくの目標」として「東京ドーム公演」「紅白歌合戦出場」の2つを掲げると、会見にいた芸人からツッコミが続出。司会の陣内智則さん(43)も
「そんなことより、ギャラ上げてくださいよ!」
と「参戦」していた。