各国トップと比較すると...
一方では、「ポップさは首相に求めていない」「他にやるべき事あるしょ」との批判的な声もある。実際、他国の首相に目を向けると、安倍首相と明らかな違いがみられた。
カナダのトルドー首相は、スノーボード・男子スロープスタイルの銅メダリストのマーク・マクモリス選手が表彰台に立っている写真をツイッターに掲載し、
「あなたの粘り強さと勇気は私たちの多くを奮い立たせた」
と祝福。
オランダのルッテ首相も、女子スピードスケートの1000メートルで金メダルを獲得したヨリン・テルモルス選手の写真を掲載し、祝福のコメントをつづった。イギリスのメイ首相もツイッターで、同国に今大会初の金メダルをもたらしたスケルトン女子のリジー・ヤーノルド選手を「すばらしい」とたたえる。
いずれも自身の写真は載せずメダリストへの祝福に徹しており、ツイッターなどネット上では、
「オリンピックの主役が誰であるかを弁えた上で祝辞を送っている各国のリーダーと、全くわきまえていない我が国の首相の対比を御覧ください」
「主役は選手のはずじゃん...」
と批判の声が上がった。ただ、
「あくまで首相官邸の発信で安倍首相個人からの発信じゃないからそれはなにか違うような...」
「たかがSNSにここまで神経質にならなくてもいいのではないですか」
との声も寄せられている。