「代行知らないことないですよね」
貴「いや、理事長が目の前で(辞令を出していた)。代行(=八角親方)知らないことないですよね」
八「知りません」
貴「へぇ~」
「呆れた」と言わんばかりの貴乃花親方の姿が目に浮かぶ。追及を続ける。
貴「代行、そんなこと言うんですか」
八「すみません。まあ、あんまり。あの、おさえて」
貴「おさえてって。代行それ...」
八「見たことないから見たことないって言っている」
顧問の辞令・出席をめぐって2人に緊迫感が漂う。「代行いいですか、ひとつ」「はい」。「公益法人ですよ、代行」「これは色々事情があって。あの......」。日馬富士事件でメディアを通して見せてきた「沈黙」の貴乃花親方とは対照的な姿だ。
「議事録」では、出席者の発言内容から「八角派」と「貴乃花派」に分かれた協会の人間模様もありありと伺える。