平昌五輪カーリング、大会中に石削りはありか? 日本協会は「初耳」「ゲーム面白くするため?」

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「研磨の情報は、事前に選手に入っていると思います」

   実際、大会中に石を削ることはあるのだろうか。公益社団法人・日本カーリング協会の担当者は20日のJ-CASTニュースの取材に、「全くないとは言い切れません。過去にあったかもしれません」と話すも、自身としては「初めて聞きました」という。

   削ることで石の曲がり幅が大きくなる。担当者は「ストーンの曲がり幅が狭いとゲームとして面白くなくなるということで、曲がりが少なかったため削ったのだと思います。本当に微妙な差だとは思います」と話す。曲がり幅があれば戦術的にも広がりが出やすい。

   ただ一般的には、大会前にシートやストーンをベストコンディションに調整しておくという。大会中に研磨がなされて、選手は戸惑わないのか。

「研磨の情報は、事前に選手に入っていると思います。条件としては両チーム同じなので、どちらが有利ということもありません。また、試合が終わると自由に使える練習時間が設けられます。次戦で使うシートを使えて、ここでストーンも試せます。リザーブの本橋選手がコーチとチェックして、ストーンの曲がり幅も見ていたと思います」

   結局のところ条件は相手も同じということにはなってくる。スキップ・藤沢五月はカナダ戦後、「相手がどうこうより、自分たちがいつもの試合をできなかったのが反省です。前半から集中してアイスを読み、コミュニケーションをとっていきたい」と口にしていた。

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