羽生・小平両選手に国民栄誉賞の案浮上 「基準が不明」「引退時にすべき」と異論も続々

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   平昌五輪で金メダルに輝いた羽生結弦選手(23)と小平奈緒選手(31)に対し、政府内で国民栄誉賞を授与する案が浮上していると一部で報じられ、議論になっている。

   羽生選手は、フィギュアスケート男子で66年ぶりの2連覇を達成し、小平選手は、スピードスケートで日本女子初の五輪優勝を果たした。

  • 2連覇偉業の羽生結弦選手(2014年4月撮影)
    2連覇偉業の羽生結弦選手(2014年4月撮影)
  • 2連覇偉業の羽生結弦選手(2014年4月撮影)

西村官房副長官「首相にしっかり伝えたい」

   この偉業に対し、栄誉賞授与の案が浮上していると、時事通信が2018年2月19日に報じた。もしこれが実現すれば、冬季五輪では、初めてのことになる。

   実際、一部の閣僚がメディアなどでほのめかす発言もしている。

   西村康稔官房副長官は18日、フジテレビの番組に出演し、レスリング女子で五輪4連覇した伊調馨さんが栄誉賞を受けたケースがあるとして、「安倍晋三首相にしっかり伝えたい」と前向きなコメントをした。

   これに対し、ネット上では、羽生・小平両選手の偉業を認めながらも、安易に賞を授与することへの疑問や批判も噴出している。ヤフー・ニュースのコメント欄を見ると、こんな声が支持を集めていた。

「基準がよく分からない。水泳の北島さんや、体操の内村選手は検討されたことあるんでしょうか? ご本人が辞退された...とかじゃないですよね?」
「羽生選手も素晴らしいが、オリンピック3連覇をした柔道の野村忠宏の方が先だと思う」
「国民栄誉賞最近安売りしすぎですね。何か価値が下がりましたね?」
「スポーツ選手は引退時に検討する基準で良いのでは?何だかんだで政治利用されてしまっている気がする」
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