「(銀メダルを)かけたい人がいれば、みんなかければいいなって思います」
「(選手村は)日本にいる時よりもゲームができているので満足だった。ずっとぐうたらな生活を送ることができて楽しかった」
各社メディアが報じた会見での発言が注目を浴びている、平昌冬季五輪のフィギュアスケート・男子シングルの銀メダリスト、宇野昌磨選手(20)。
2018年2月18日夜、中居正広さん(45)がメインキャスターを務めるTBS系のオリンピック番組でもその「大物ぶり」が披露され、スタジオは驚きと笑いに包まれた。
鈴木明子「ありえないですよ」
インタビューを受けにスタジオに入ってきた宇野選手はまぶたが重い様子。冒頭で中居さんに
「こんなに眠そうな宇野くんはほんとに初めてですね。銀メダルを取るとこんなに睡魔に襲われるのではって感じてるのでは?いかがでしょうか」
と聞かれると、
「オリンピックメダリストっていうのがこんだけ大変なんだなっていうことを、これがオリンピックなんだなというのを実感しています」
と発言。スタジオは笑いに包まれた。
17日のフリースケーティングでは宇野選手は最終滑走。金メダルを獲得した羽生結弦選手(23)の演技も見ていたという。他の選手の演技をいつも見ているのかを聞かれると、
「そうですね。全員見ますね。世界で戦うようになってから、みんなの演技が見てて楽しいって思い始めてから。けっこう暇なんですね、自分の演技が始まるまで」
と答え、ソチ冬季五輪出場のプロスケーター・鈴木明子さん(32)を「ありえないですよ」と驚かせた。
羽生選手の演技を見て、自分の演技ができれば金メダルを獲れる可能性があると感じたという宇野選手。しかし、冒頭で大技ジャンプ「4回転ループ」を失敗。その際に笑っていたことが話題に上がった。
中居「言葉悪いですけど、にたーってしていましたよね」
宇野「そうですね、なんか笑えてきました」
鈴木「次元が違うので...これは世代の違いなのか分からないですけど」
宇野「あまりにも早すぎる失敗だったので...ちょっとおもしろくなっちゃって、早すぎだよって」
オリンピックの舞台で自分の失敗を笑って切り替えられる宇野選手の大物ぶりに、中居さんや鈴木さんも感心しきりだった。
中居さん「最後に、今何がしたいですか?」
宇野くん「寝たいです」
中居「寝てください。ありがとうございました!おやすみなさーい!」
インタビューは始終笑いに包まれて終わった。