南北首脳会談開催は「性急な感ある」 文大統領が慎重姿勢

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   韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が2018年2月17日、北朝鮮が提案している南北首脳会談について、「大きな期待が寄せられているが性急な感がある」などと慎重姿勢を示した。聯合ニュースなどが伝えた。文氏はこの日、平昌五輪のメインプレスセンターを訪れ、報道関係者を激励した。文氏は、

「南北間で行われている対話が、米国と北朝鮮の対話に発展し、さらに非核化につながることを期待している」

とも述べた。

   文氏は2月10日、朝鮮労働党の金正恩委員長の特使として訪韓した妹の与正(ヨジョン)氏らと会談。この席で訪朝を求める正恩氏の親書を手渡され、文氏は「今後、条件を整えて実現したい」などと応じていた。調査会社のリアルメーターが2月15日に発表した世論調査の結果によると、南北首脳会談について61.5%が賛成と回答し、反対は31.2%にとどまった。

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