共同で新しくショッピングサイトを開設
イオンなど3社は連携することで、実店舗を運営しているイオンのノウハウと、ITや人口知能(AI)などの最先技術をもち、ネット上の集客力もあるソフトバンクやヤフーの力を融合させたい考えだ。具体的には共同で新しくショッピングサイトを開設し、イオンが自社で調達した食品や日用品だけでなく、他社の商品も広く扱うタイプのサイトを目指す。また、イオンの実際の店舗では、ネット通販事業から得られるデータを活用したり、ソフトバンクのAIやロボットを導入して運営の効率化を図ったりすることなども検討しているとされる。
ただ実際には「先行するアマゾンや楽天に対抗するのは至難の業」(流通関係者)との見方は少なくなく、出遅れ感は否めない。3社の連携でどこまで魅力と独自性を持つサービスを提供できるかがカギとなりそうだ。