平昌五輪のフィギュアスケートで銀メダルを獲得した宇野昌磨の「マイペース」ぶりが、ネットユーザーを興奮させている。
競技終了後、インタビューエリアに現れた宇野は天然発言を連発。「破滅的に可愛い」「羽生くんより大物かも」などとファンを楽しませた。
「この後に表彰式あるんですか?」
2018年2月17日に行われたフリースケーティングで最終滑走者だった宇野。「僕は(他の選手の演技を)全部見てたので、自分がどんな演技をしたらどの位置にいくか大体分かっていて。もし僕が1位になるとしたら、本当に完璧な演技したら点数で1位になれたんですけど」と話したと思えば、
「1個目の(4回転)ループを失敗した時点で、ちょっと、もう...笑えてきました」
と言ってフフッと笑った。「そこまで冷静だったのですか」という問いにも
「そうですね。1個目を失敗した時点で、もう頑張ろうって、なんか焦ることなく、笑いが込み上げてきました」
と頬をほころばせた。
宇野はフリー冒頭の4回転ループで転倒したが、その後は大きなミスなくまとめあげている。演技を終えてリンクから引き上げた際は、樋口美穂子コーチと抱き合って「あぶねー」とこぼしたが、表情は穏やかだった。
20歳で初の五輪出場ながら銀メダルを獲得した。インタビューでは「この後表彰式もありますけど、どんな気持ちですか」と聞かれると、キョトンとした顔で
「この後に表彰式あるんですか?」
と逆質問。「メダルセレモニーが夜あります」と教えられると、「う~ん」と上を向き、「そんなになんか、特別な思いはやっぱりなかったですね、最後まで」と、あっけらかんとして話した。
「平昌の宇野くんのインタビュー天然さ全開」
同日の日本テレビの平昌五輪特番でもインタビューに応じた宇野は「焦ることなく笑いながら演技できたと思いました」とやはり「笑い」。五輪の舞台についても
「言い方は悪いかもしれないですが、僕にとっての通過点で、特別な思いがなかったから、特別な緊張が最後までなかったんじゃないかなと思います」
と平然としていた。
五輪メダリストの試合直後とはおよそ思えないこうした言葉に、ツイッター上のファンは
「平昌の宇野くんのインタビュー天然さ全開」
「破滅的に可愛いじゃん、衝撃なんてレベルじゃない...マイペースなのも、天然なのも、やばい可愛い素敵魅力が溢れてる」
「このさー、特別な思いがなかったとか、ともすれば叩かれそうな言葉が多いわねと思ったんだけど、宇野くんのにじみでる天然の空気がそうさせないよね...w」
などと悶絶。中には、五輪2連覇の羽生結弦を引き合いに、
「試合後のインタビューの宇野くん、羽生くんとはまた違った大物っぷりですごいなぁ」
「いやぁ 宇野くんはいいよぉ。いいキャラしてるし、何気に羽生くんより大物かもと思うw」
といった声も出ていた。