40代が最も「賛成」多かった理由は...?
年齢層別では、すべての年齢層で賛成が反対を上回ったが、最も賛成の割合が高かったのが40代で、賛成72.8%に対して反対23.3%だった。02年に大統領に当選した盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏を押し上げるきっかけになった「ろうそくデモ」を当時主導していたのが、この世代にあたる。文氏は盧武鉉政権で大統領秘書室長などを務め、最側近として知られてきた。それ以外の年齢層では、30代(賛成65.9%、反対28.4%)、20代(賛成65.8%、反対28.1%)、50代(賛成57.5%、反対37.4%)、60代以上(賛成49.3%、反対36.7%)が続いた。
支持率も下げ止まった。リアルメーターが2月15日に発表した2月第2週(2月12日~14日)の文氏の支持率は前週から0.4ポイント低い63.1%(不支持率31.5%)で、3週連続で60%台中盤を維持している。1月第1週には71.6%あった支持率は、「平壌五輪」化が指摘された1月第4週には60.8%にまで落ち込んでいた。