トップに躍り出る
そうして迎えた16日の昼、第5グループ1番手で登場した羽生選手はミスなく演技をこなし、111.68点を獲得。自己ベストの112.72点には及ばなかったものの、それまでの1位だったロシア出身のドミトリー・アリエフ選手の98.98点を大きく上回りトップに躍り出た。
この結果に、祈祷班とみられる人達からは
「祈祷班がきっと今頃力尽きてる」
「結弦くんの会心の笑顔が見れて、泣きそうです。想像以上に、仕上げた。だめだわもう祈祷班泣いてます。」
「本当に不安をぶっ飛ばしてくれました」
と喜びの声をツイッターに投稿し、現地の神楽班も惜しみない声援と拍手を送っている様子が報じられた。その後も羽生選手を超える選手は出ず、SPトップで首位発進を決めた。