「ミスター・ナンバー2」は汚名? 荻原健司の銀・渡部へのコメントに曽根アナが完璧フォロー

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「完敗かなという感じですかね、今日は」

   ただ渡部自身、大会前から「キング・オブ・スキー」のために「金メダル」が目標と公言しており、僅差で2位となる試合も何度かあった。そのため、荻原氏の発言に対し、

「金を目指せる実力がある人への『ミスターナンバー2』は汚名だろう 間違ってないよ」
「シルバーコレクターってのは、ある意味汚名よ それは本人も良くわかってるだろう」

といった声も漏れている。

   渡部は試合後のインタビューに「メダルを取れてホッとしてるのが半分と、本当にあとちょっと自分がめざしていたところにたどりつかなった悔しさが半分、という感じですかね」と悔しさをにじませつつ、清々しい表情でこう答えた。

「かなり風が強くて誰も前に出たがらない中で、フレンツェルと僕とで、ある意味『痛み分け』じゃないですけど、彼が引っ張った分、僕も引っ張るという形で、フェアにレースしたいなと思っていたので。出るところは出て、後ろに下がる所は下がって、様子を見ながら体力残して。最後、あそこで来るなというのは分かっていたので僕も行く気ではいたんですけど、彼のほうがスピードあったので、まあその辺が...完敗かなという感じですかね、今日は」

   「今日は」とつけていた渡部。20日の個人ラージヒルで雪辱なるか。

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