777後継「エアバスA350-1000」初飛来 JAL社長は「ノートラブル」に期待

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3機あるテスト機のうち1機が飛来

   900型は15年1月にカタール航空が導入したのを皮切りに、すでに146機が17社に対して納入されている。JALの植木義晴社長は、

「非常に好調で、ほとんどノートラブルの状態でこの3年飛行している。よく言われる初期故障がほとんど見られない中、私としてもこの飛行機を選定して良かったと確信を深めている」

と、安定した飛行ぶりを高く評価した。

   1000型はJALを含む11社が計169機を発注。18年2月20日に1号機がカタール航空に引き渡される予定だ。

   今回飛来したのは3機ある1000型のテスト機のうちの1機で、フランス・トゥールーズのエアバス社を1月26日(現地時間)に出発。ドーハ(カタール)、マスカット(オマーン)、香港、ソウル(韓国)、台北(台湾)、ハノイ(ベトナム)、シンガポール、バンコク(タイ)、シドニー(オーストラリア)、オークランド(ニュージーランド)を経て2月14日未明に羽田空港に到着した。同日夜にはマニラ(フィリピン)に向けて出発し、その後エアバス社に戻る。

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