「特定の選手やジャンプだけが厳しく取られたとは言っていない」
こうした発言にツイッターでは
「全選手の事例と照らし合わせてる点が流石です」
「町田さんからの知子ちゃんへのお墨付き」
「許せなかったんだと思う。だからきっと本気で比較検討したんだよ」
といったコメントが続々とあがった。
一方で、この解説について「特定の選手やジャンプだけが厳しく取られたとは言っていない」と冷静に解釈する向きもある。
確かに団体女子SPでは、2位のカロリーナ・コストナー、3位のケイトリン・オズモンドら上位陣も、コンビネーションのセカンドジャンプのみではあるが回転不足の判定と、マイナスのGOEが取られている。そのため「町田氏の『遜色ない』がいつの間にか『回転不足ではない』ことになってるのが驚き。宮原のジャンプは他選手と比べて遜色ないという意味だと思うんだけど」とする声も出ている。
また、日本で「ミス・パーフェクト」とも言われる宮原選手だが、9日の団体男子SPでは米国のエース、ネイサン・チェン選手も普段見られないミスを連発し4位に沈んだ。町田氏は番組で「驚きました」とした上で、今大会のフィギュア団体の競技時間帯に絡め、
「団体戦は米国でのテレビ放送のプライムタイムに合わせて競技を早朝から始めると聞きましたが、元選手の立場から発言させてもらえば、今回のスケジュールは到底受け入れられるものではないです」
とも発言していた。