2018年は「演技も歌も」 LINE「胸キュン」CMの内田珠鈴さんに聞く

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福岡だと急に入ってくるオーディションに対応できない

   ―― 福岡にいた時も「女子小中学生のカリスマモデル」だとの声もあったようです。そんな中で上京を決めたきっかけを教えてください。

内田 雑誌のモデルをしている頃から、ちょっとした撮影でも「遠いから」という理由だけで出られないとか、急に入ってくるオーディションに対応できないこともありました。やっぱり福岡にいると移動距離も長く、飛行機や新幹線の手配も大変です。だからやっぱり、本気でやるんだったらこっち(東京)にいた方が何でもすぐどんなお仕事でもできるし、オーディションもすぐ行けるし...。こっちにずっと行きたいという思いはあったので、高校入学を機に決めました。

   ―― 上京して何が変わりましたか?

内田 やっぱり何でもチャレンジしやすいというのはありますね。LINEのCMに選んでいただいたのも、急にオーディションが舞い込んできて、決まった次の日に撮影でした。今までオーディションもあまり受けたことがなくて、雑誌のモデルとかしかやったことがありませんでしたが、ずっとやりたかった音楽とか、演技のお仕事とかも、何でもチャレンジできるチャンスが東京だといっぱいあると思います。

   ―― 「音楽のお仕事」では、ウェブラジオ「オールナイトニッポンi」(ニッポン放送)で弾き語りを披露したり、ライブに出演したりしています。

内田 モデル時代のファンとの交流はSNSでのコメントが中心で、直接会って話すことはありませんでしたが、ライブでは応援してくださる方と話す機会が増えました。学園祭でのライブも経験しました。私を知らない方でも立ち止まって見てくださったり、CDを手に取ってくださる方もいて嬉しかったです。

   ―― オーディションで「連戦連勝」だとも聞きました。どういった点を心がけていますか。

内田 私は演技の勉強を始めたばかりなのですが、オーディションには舞台や映画で何年も経験を積んだ人も参加されます。だから、まだ歴も浅いので技術で勝とうというのは難しいかなと思います。どれだけ自分がやる気があるかや、オーディションに対する姿勢を審査していただいている方にどれだけ見てもらえるかが今の私には重要だと思っています。
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