これから始まる大規模工事
現在、雄安新区で大規模な工事建設はまだ見られないが、実際には、平静の中に「爆発」する力が潜んでいるという段階にある。
中国メディアの報道によると、2018年1月13日、第1回中国雄安産業発展フォーラムおよび北京における雄安産業発展促進会設立の式典で、河北省雄安新区管理委員会の呉海軍副主任は、次のように語った。
「雄安新区企画の枠組みはほぼ出来上がり、一連の重点プロジェクトもまもなくスタートし、交通基盤施設と環境プロジェクトの建設を速めることになる」
「雄安新区の建設がまもなく新たな発展段階に入る」
実際、河北省社会科学院の専門家の話によると、雄安新区の従来型産業の移転はほぼ完成したという。
新区を構成する容城県の「中央企業大通り」では、1キロほどの道の両側に、建築・デザインの業務に従事する中央企業、地方の国有企業、民間企業約30社がずらりと軒を並べている。都市建設投資・エネルギー・電信・建設材料・物流などの多くの企業も看板を出している。
現地の住民の話によると、雄安新区に進出はしたが、まだ正式には開業していない国有企業や民間企業も多くあるという。