北朝鮮は韓国の平昌五輪の開会式を翌日に控えた2018年2月8日、軍事パレードを行い、朝鮮労働党の金正恩委員長が演説を行った。同日夕方、録画・編集されたものが朝鮮中央テレビで放送された。五輪に配慮して生放送を見送った可能性がある。
今回のパレードは、新たに設定した「朝鮮人民軍創建日」(建軍節)にちなんだもので、金委員長は演説の中で軍の70周年を祝い、軍事力のアピールと圧力を強める米国への批判を展開した。また、パレードでは片側9輪のトレーラーに載せられたミサイルらしきものも登場。新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型の可能性もある。