「気持ちがいい。朝鮮民族同士会えてうれしい」
こういった過熱ぶりは、結果として北朝鮮の「ほほえみ外交」に手を貸しているとの批判も出そうだ。2月8日午前には北朝鮮選手団の選手村入村式が行われ、応援団も参加。
通信社の「ニュース1」によると、「アリラン」など5曲を披露し、
「五輪旗に続いて国旗が掲揚された瞬間には、涙を見せる団員もいた」
という。この「ニュース1」の記事によると、
「公演と関連した取材陣の質問には親切に答えた。あえて口を閉ざさずに入村式公演を行った感想も伝えた」
と、応援団が口を開いたことを驚き気味に伝えている。この応援団が残した言葉は
「気持ちがいい。朝鮮民族同士会えてうれしい」
「力を合わせて統一しましょう」
といったものだった。