「到底、降格処分を個人的に認めるべきではない。認めていない」
さらに、1月4日の会見で池坊議長は「貴乃花親方から今連絡があり、『わかりました』ということでした。本人からでございました」と報告。理事解任を親方が自ら了承したという印象を与えた。だが親方は、
「事実ではないです。『はい』としか言っていません。『評議員会で決議されたことを報告します』と事務職員から電話がかかってきました。『報告するだけですけど』と言われ、私は『はい、はい、はい』と聞いていました。理事解任を認めているということは一切ございません」
と認識の齟齬を主張。暴行事件の調査・報告について「当初から協会が発表することと、私が思っている真実や報告してきたこととあまりに違いがある」として、
「その中で、私の処分が知らぬ間に進んで行っている状態で現在に至っております。到底、降格処分を個人的に認めるべきではない。認めていない。認められない」
と処分にまったく納得していなかった。
協会に戦いを挑むのか、という問いには、一呼吸おいてから
「気持ちは戦います」
と述べていた。