乃木坂46の白石麻衣さん(25)の2冊目の写真集「パスポート」(講談社)が、発売から丸1年経った2018年2月7日、16回目の重版で累計発行部数が28万部を突破した。芸能人の写真集は1万部程度売れればヒットと言われる中で、コンスタントに売れ続けるのはきわめて異例。
イベントに出席した白石さんはこのことを記者から知らされ、「本当にあっという間の出来事で、本当に信じられない感じ」と驚いた様子。他の乃木坂46のメンバーも「すげー!」「めでたい、めでたい」などと喜んでいた。
囲み取材中にどこからともなく写真集が...
「パスポート」は初版10万部という異例の規模で発売。芸能人の写真集は、通常2か月程度で売り上げが落ち着くとされるが、重版が続いていた。アマゾンの売れ筋ランキング情報を収集・発表しているウェブサイト「amaran」によると、17年11月にはアマゾン全体のランキングで300位以下になることもあったが、年が明けた18年1月には11位にまで上昇した。年末の日本レコード大賞受賞やNHK紅白歌合戦への出場で露出が増えたことが影響しているとみられる。2月7日もアマゾン全体で50位前後をキープしている。
2月7日に行われた紳士服チェーン「はるやま」のイベント後の囲み取材でロングセラーに話題が及ぶと、白石さんは関係者から手渡された写真集を手に
「いや、(ロングセラーは)まったく思っていなかったですし、1年経ったんだなって、本当にあっという間の出来事で、本当に信じられない感じなんですけど、でも本当に沢山応援してくれ方がいるんだなと実感しているので、うれしい気持ちでいっぱいです」
などと喜びを語った。この写真集を持っている乃木坂46のメンバーも多く、
「サイン入りで持ってます」(松村沙友理さん=25)
などとはしゃいでいた。この28万部という発行部数は1週間に5000部売れている計算になり、高山一実さん(23)は「えー、すげー!」と驚きの声をあげていた。