「色んな思い出がある...。悲しいなぁ」
もっとストレートな形でイノッチが有働アナをかばったことも。14年10月15日の「セクハラ」特集回で、40代独身女性の有働アナに対する番組スタッフの姿勢にもの申したのだ。「縁むすび」などの話題のときに、何かと有働アナにふることへ「どうかと思う」と疑問を呈し、「この人が強いから言っていいとかじゃなくて、相手がどう思うかを常に考えないと」と、本人からは言い出しにくそうな指摘をズバリ行った。有働アナはこの後、視聴者FAXの質問に答える形で「(イノッチの発言を聞き、)泣いておりました」と明かした。この時もネットでは、イノッチの「男気」に感動した、といった反応が多く寄せられた。
こんな「優しいイノッチ」だけでなく、熱愛報道が出た有働アナに対する茶目っ気のある対応をする姿も見られた。13年11月26日、週刊誌で熱愛報道が出たばかりの有働アナが、「ごちそうさん」の朝ドラ受けで、「男って何であんなに意地っ張りなんでしょうね?」と話題をふると、イノッチは「何かあったんですか?」と、熱愛報道を念頭に置いていそうな、少しからかうような調子で逆質問。当人は「いやいやいや、ないです」と答えるのが精いっぱいだったが、表情は笑顔だった。
他にも、17年5月31日の「女性のワキ汗」特集コーナーで、有働アナが「ワキ汗、もう変えようよ。いいことにしようよ。頑張って汗が出るんだから。ワキ汗かく人、いい人ばかりだよ」と訴えると、イノッチが温かく賛同。有働アナは11年5月27日の放送で視聴者から自身のワキ汗に対し苦情が寄せられ、「これから気をつけま~す。済みません」と対応して注目されたことがある当事者だった。それだけに有働アナは、イノッチの賛同に嬉しそうに「でしょ!」と反応していた。
今回の2人の卒業発表をうけ、ツイッターには
「8年は長いものね。振り返る思い出たくさんありすぎる」
「あさイチの朝ドラ受け、大好きだった。色んな思い出がある...。悲しいなぁ」
といった反応が寄せられている。みなさんにとっての「2人の名場面」は、どんなシーンだろうか。