「アホ」「バカ」は「封印」だが... 維新・足立氏が「他党を誹謗中傷」で注意

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   ツイッターに「朝日新聞、死ね」と書き込むなど物議をかもす言動が相次ぐ日本維新の会の足立康史衆院議員(比例近畿)が、2018年2月5日の衆院予算委員会で野党批判を連発し、河村建夫委員長(自民)から「他党を誹謗中傷しかねない発言」だとして注意を受けた。

   かつてのような「アホ」「バカ」といった単語こそ登場しなかったものの、「大阪の自民党は共産党以下」「共産党もびっくりの有権者だましの意見書を...」などと罵倒。委員長の注意にも「事実ですので」と応じ、野党からはヤジが飛んでいた。

  • 足立康史衆院議員がまた野党批判を展開した(画像は衆議院インターネット審議中継から)
    足立康史衆院議員がまた野党批判を展開した(画像は衆議院インターネット審議中継から)
  • 足立康史衆院議員がまた野党批判を展開した(画像は衆議院インターネット審議中継から)

「江田憲司さん、偉そうですね」

   この日の足立氏の質問時間の多くは「質問」ではなく「持論」に費やされ、多くの政党に矛先が向けられた。足立氏に先立って江田憲司衆院議員が質問していたが、続いて質問に立った足立氏は「江田憲司さん、偉そうですね」。江田氏が質問する際「必ず、自らが官邸で総理秘書官をされていた時代のことをおっしゃっている」ことを皮肉ったようだ。

   茂木敏充・経済再生担当相の秘書が選挙区内で線香を配布していた問題では、立憲民主党の山尾志桜里衆院議員が、後援会から選挙区内の有権者に渡す花代と香典料を支出していた問題を持ち出した。

「で、みんなに追及されて彼女どう言いましたか?『いや、これは、後援会でやっていたと言いましたけども、政党支部の間違いでいた』。ひどい話ですよね。そういうことを言っている人間がいる立憲民主党が政府の追及をするのは、私はナンセンスだと思いますが...」
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