元フジテレビアナウンサーの有賀さつきさんが、52歳で亡くなっていたことが2018年2月5日、わかった。同日のスポーツニッポン(電子版)が「取材では1月末に他界」と報じたほか、「めざましテレビ」や「バイキング」(共にフジテレビ系)などでも訃報が伝えられた。
闘病生活を送っていたとされるが、病名などは明らかになっていない。
「信じたくないという思いが強かった」
有賀さんは1965年生まれ。88年にフジテレビに入社し、同期の河野景子さん、八木亜希子さんと共に「花の三人娘」として人気を集めた。英語検定、漢字検定で準1級を取得するほか、様々な資格を取得していたことでも知られる。
92年にフジテレビを退社してからはフリーアナウンサーとして活動。2002年にフジテレビ時代の上司と結婚(後に離婚)し、長女を出産した。フジテレビが主催するアナウンススクールにも講師として参加し、後進の育成にも携わった。
訃報をフジテレビ系の番組で最初に伝えたのは5日朝放送の「めざましテレビ」で、突然の知らせに、出演者らは
「ものすごく存在感があったし、3人の中でも一番華やかな存在だった」(軽部真一アナ)
「信じたくないという思いが強かった」(三宅正治アナ)
「とにかく明るく、パワフルに授業をしていただいて...。その印象がありますので、今回のことは本当にショックです」(永島優美アナ)
と、ショックを隠せない様子でコメントした。また、バイキングでも榎並大二郎アナが有賀さんについて、退社後もフジテレビのアナウンススクールで講師として長年指導に当たっていたことを話し、MCを務めるタレントの坂上忍さんも、
「52歳ですか...若いですね」
「ある意味女子アナウンサーの在り方、見せ方を変えた先駆け的存在」
と、突然の死を悼んだ。