2月17日からは、日ハム「清宮フィーバー」も!?
中日のほか、2018年に沖縄県でキャンプインした球団は、阪神や横浜DeNA(いずれも宜野湾市)やヤクルト(浦添市)、ロッテ(石垣島)、東北楽天(久米島)。広島(コザ市)や読売巨人(那覇市)、日本ハム(名護市)も、2次キャンプから沖縄を訪れる。さらに韓国のプロ野球6球団も加わり、沖縄県内は15チームが16市町村に集結する。
プロ野球の国内キャンプ地争いは、沖縄県外では巨人や広島(いずれも1次キャンプ)、ソフトバンク、オリックスがキャンプを張る宮崎県と人気を二分している(西武は高知県)。
沖縄県の琉球銀行のシンクタンク、りゅうぎん総合研究所の調査によると、2017年のプロ野球春季キャンプの経済効果は109億5400万円、観客数は約34万9000人で、ともに過去最高だった。
2018年は中日・松坂投手のほか、日本ハムの清宮幸太郎選手にも注目が集まる。日本ハムは現在、米アリゾナでキャンプ中だが、2月17日からの2次キャンプでは1軍が名護市、2軍は国頭村で調整に励む。国頭村では、約1億円をかけて新たなトレーニングルームを用意する計画もある。
プロ野球のキャンプは紅白戦や練習試合、2月24日からはオープン戦がはじまる。人気選手が続々と集結することで、沖縄県の経済効果への期待も高まるばかりだ。