仮想通貨への投資はスマホゲームの課金さながら?
また同日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)でも、今回の仮想通貨「NEM」に関する一件を取り上げた。
番組内で、「ダウンタウン」の松本人志さんは、この一件について、ピン芸人のたむらけんじさんから「儲かる話がある」と、仮想通貨に関する話を持ちかけられたという。松本さんも仮想通貨を購入したというが、お小遣い程度の額であり大金を投資しているわけではないとした。
また、「南海キャンディーズ」の山里亮太さんも、高橋さんと同様に、仮想通貨の話は楽屋でよく行われていると明かす。詳しい人を囲んで「説法をきくように」聞いていることもしばしばだという。
そして、実際に仮想通貨に手を出す人を見ると、「ゲームのアプリをダウンロードしてそこに課金するような感じで」売買を行っており、投資でありながら軽い気持ちで取引を行っている現状があるとした。
ゲストとして登場していた経済評論家の池田健三郎さんは、今回の一件について、「仮想通貨の問題ではなく取引所の問題である」と述べ、免許制の銀行業・証券業との違いを強調しながら、仮想通貨の管理体制について言及。今後は信頼に足る取引所を見分けて、取引を行うことが望ましいと語った。
放送を受けて、ネット上では、
「仮想通貨の件で、被害に遭われた芸人は美味しいよね。仮想通貨分は痛いけど、いじってもらえるし、仕事も自ずと増えていくよ」
「ゲームアプリなんて課金しても何も残らないから、仮想通貨の方が万倍マシ」
と前向きに見る声や、
「無理をせず余剰資金で回すのは投資の基本中の基本。貯金全額ブッ込んでる人達は仮想通貨云々以前の問題」
「仮想通貨とか楽して金儲けしたい さもしい人間ばかりの日本に未来はない」
と厳しい声も見られる。