ソニーは2018年2月2日、平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO、57)が代表権のない会長に就任し、後任に吉田憲一郎副社長兼最高財務責任者(CFO、58)が昇格する人事を発表した。異動は4月1日付。
平井社長は今回の人事について、「新しい中期経営計画がはじまるこのタイミングで、新しい経営体制にバトンタッチすることが今後のソニーにとって、また私自身の人生においても、適切であると考え、社長 兼 CEOからの退任を決断しました」とのコメントを出した。
同社は2月2日に発表した18年3月期の業績予想では、営業利益が前年比2.4倍の7200億円で、1998年以来20年ぶりに最高益を更新する見通しとなっている。