鉄道アプリで「タクシー配車」も
東急電鉄の「東急線アプリ」は16年10月、改札付近や人通りの多い通路など駅構内の混雑具合がリアルタイムで確認できる「駅視-vision」サービスを開始した(対応は一部の駅のみ)。
さらに17年8月のリニューアルでは、荒天時などに駅の入場規制が起きる可能性を事前に予想し、ユーザーに通知する機能も搭載。同社の発表によれば、これは鉄道業界初のサービスという。
名古屋鉄道の公式アプリ「名鉄Touch」は17年4月のリニューアルで、同社子会社の名鉄交通が運営する「名鉄タクシー」の配車予約がアプリ上で可能に。例えば、終電に乗りながら、駅に着いた後に乗るタクシーの手配ができるのだ。
17年6月にリリースされた小田急電鉄の「小田急アプリ」では、東急電鉄と同様に一部の駅構内の混雑状況を表示する機能を搭載。また、とくに人が密集する新宿駅に限っては、構内のトイレの空き室状況をリアルタイムで確認できる。
このように、新たな機能が続々と登場している鉄道会社の公式アプリ。通勤などで特定の路線を毎日使っているユーザーは、路線を運営する鉄道会社のアプリを一度チェックしてみるのも良いかもしれない。