「惨敗です。1票減ったんですから」
また銅谷氏は、親方の「落選覚悟で選挙に持ち込む」という狙いこそ達成したものの、
「貴乃花一門の力を誇示するには『何票上積みして落選するか』の勝負だと思いました。その意味では惨敗です。1票減ったんですから」
と分析した。
貴乃花親方は理事選直前、2本立て続けにブログを更新し、相撲協会の未来などについて思いの丈を述べていた。他の立候補者にはない「公約」のようなものとして注目され、これを機に投票する親方もいるのではないかという見方もあった。
だが、銅谷氏は「言ってはいけないことですが」と断りながら、
「自分の言葉でみんなを説得しないと。文章というのは...本人がお書きになったと思いますけど、中には疑う人もいるでしょう。別の人が作ったのかなと思う人がいるかもしれない」
と懐疑的だった。