「この番組を見てると、段々と当選してくる気になってきましたが...」
そして投開票当日の2日。サンケイスポーツは裏1面で「貴親方に勝算」「高砂一門 伊勢ケ浜一門切り崩しか」の見出しを立てて報じた。ネット版見出しでは「貴親方に勝算!」となっていた。
2日の14時ごろから放送が始まった「ゴゴスマ」では、11人の候補親方の名前と、その上に予想得票のブロック(1個が1票)を重ね、直前予想を展開した。貴乃花親方に6票を積み上げたうえで、まだ10票程度の「流動的な票」があると指摘、コメントを求められたスポーツライターの小林信也氏は
「この番組を見てると、段々と(貴乃花親方が)当選してくる気になってきましたが...」
と番組の流れを総括しつつ、
「現実的には、本当に当選すれば革命的で、あまり(当選を)期待しない方がよい」
と、落選予想を述べた。落選の速報が流れたのは、それから間もない15時過ぎだった。
落選報道が流れると、ツイッターには
「メディアの予想はどこも貴乃花当選確実!?ちゃうやん(爆笑)」
「メディアの予想って、ほんまにあてにならへんわ」
といった感想もつぶやかれていた。