将棋の藤井聡太四段(15)が五段に昇進したと、日本将棋連盟が2018年2月1日発表した。中学生のうちに五段になった棋士は初めてで、15歳6か月は加藤一二三・九段(78)の15歳3か月に次ぐ年少記録。
藤井新五段はこの日行われた「第76期名人戦・順位戦」で梶浦宏孝四段との対局に勝利し、最も下のC級2組からC級1組に昇級するとともに、規定により五段に昇段した。9勝0敗と、50人の棋士が在籍するC級2組でただ一人全勝を守っている。
現在ベスト4に進出している「第11回朝日杯将棋オープン戦」で、今月17日に行われる準決勝と決勝を勝ち抜けば、「全棋士参加の棋戦で優勝」という条件を満たして六段に昇段する。