「所信表明演説みたいですね」
東京相撲記者クラブ会友の銅谷志朗氏は、1日放送の「news every.」(日本テレビ系)で貴乃花親方のブログについて、
「所信表明演説みたいですね。本当は演説してほしい。生で聞きたいと思う。理事全員、みんながやればいい。そうしたら分かりやすいじゃないですか」
との評価をしている。
また、同クラブ会友の大見信昭氏は同日放送の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)で、「良い言葉ですね。『大相撲は誰のものか』というのは、貴乃花親方のこれまでの姿勢を表しているように思えます」と絶賛。理事選には11人が立候補しているが、
「貴乃花親方だけでなく、残りの10人の親方もこうやって自分の意見を出して、その上で選挙されればいいと思います。ただ手をあげただけで選挙が進んでいくというのは、ちょっと解せないところはあります」
と他の候補者と比較した。
番組では安藤優子キャスターが「他の親方はブログとかやってないんですか」と聞くと、大村正樹キャスターが「ホームページはありますよ。ただ、このような形の熱いメッセージは今のところ特にないです。選挙に向けたメッセージは他の親方は出していないです」と答えていた。
貴乃花親方は1月30日にもブログで「古き良きものを残すために、時代に順応させながら残すのです」など、大局的な見地で今後についてつづっている。スポーツ文化評論家の玉木正之氏は31日放送の「ひるおび!」(TBS系)で、「この文章、本当にブラボーですよ。完璧にできあがってます」と述べるなど、称賛を集めていた。
ツイッター上でも
「貴乃花嫌いだけど、あのブログは見事だと思った」
「理事選立候補に際して、ブログを通しきちんとマニフェストを掲げ、決意表明をしたのは貴乃花親方だ。こういう人を落選させてはならない」
「凄く当たり前の文章なんだけど 根本がないから 八角や春日野には書けない ちょっとした暴力がこんなことになってなんて思ってるんだから 貴乃花親方のブログ凄く当たり前の正論書いてあるだけだった だが、この正論が書けない」
と読者からの反響が続々とあがっている。