「今までご意見番として偉そうに批判していただけにバツが悪いでしょうね」――。
タレント・大竹まことさん(68)さんの長女(28)が大麻取締法違反(所持)の疑いで警視庁大崎署に逮捕された事件で、いつも歯に衣着せぬ発言をしている大竹さんのキャラクターを引き合いに、そんな声がネット上に上がっている。
「父として監督が十分でなかった」
大竹さんは2018年2月1日、ラジオ番組「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送、月~金曜13時~)の生放送前に開いた記者会見で謝罪した。テレビ各局が、ワイドショーなどでその様子を伝えた。大竹さんは、会見やラジオ番組内で、
「父として監督が十分でなかったことを皆様にお詫びしたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」とお詫び。
「この後、もし娘が戻ってきたら、どうしてこんな犯罪を犯してしまったのか、将来のことをどう考えているのか、家族で娘の意見を聞きながら決めていきたいと思います。父の立場、公人の立場、両方を全うしようと思っております」と述べた。
大竹さんといえば、歯に衣着せぬ発言で話題になることもしばしばだ。将棋の藤井聡太四段(当時14歳)が歴代新記録の公式戦29連勝を成し遂げた際には、「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で「誰かシメてやれ!」とコメント。その上で、
「77歳のじいさんが、14歳のガキに『どうもすいません』って。それはあり得ないだろ。ルールを変えなきゃダメ。勝っても、『戦わせていただきまして、ありがとうございました』って若いヤツが」
と冗談交じりに話した。
2017年1月の同番組では、新幹線で近くに座った4人連れの家族が騒がしく「うるせえなぁ!みんないるんだよ!」と怒鳴ったエピソードを披露。この発言は、ネット掲示板などで「キレていいでしょ」「おまえの怒鳴り声が一番うるさい」と賛否を呼んだ。