乃木坂・生駒里奈、アンチに悩んだ6年半 ファン「それでも坂を上り続けた」

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   アイドルグループ・乃木坂46を卒業すると発表した生駒里奈さん(22)は、メンバー随一の知名度を誇る反面、いわゆる「アンチ」も多く抱えていることで有名だった。

   「アンチにたくさん傷つけられそれでも坂を上り続けた6年半」ーー。彼女の苦労をそうねぎらう声が、ツイッターに相次いでいる。

  • 生駒里奈さん(写真は2017年3月撮影)
    生駒里奈さん(写真は2017年3月撮影)
  • 生駒里奈さん(写真は2017年3月撮影)

握手会も休みがちに

   生駒さんは2018年1月31日、20枚目となる次のシングル(発売日未定)をもってグループを卒業するとブログで発表した。「20歳になった頃から、大人として一人で生きていくためにはどうしたらいいのか」考えるようになったと明かし、「ここだけじゃ足りないと思う様になりました」などと説明している。

   生駒さんは2011年8月、乃木坂46に1期生として加入。独特の垢抜けなさと、はつらつとしたキャラクターでファンに浸透した。12年発売の1stシングルから5thシングルまで、5作連続でセンターを務める。まさにグループの「顔」として知られるようになった。

   だが、そうした活躍は一部で「運営にゴリ押しされている」と受け取られ、執拗に批判する勢力を生みがちだ。握手会の人気もイマイチで、ますますその勢いに拍車をかけ、生駒さんは多くの「アンチ」を抱えるようになった。

   握手会も次第に休みがちとなった。2017年に発売した17~19th シングルの発売記念握手会も多数、体調不良で欠席。2017年8月のブログで「握手会、欠席してしまいすみませんでした」と謝罪し、「アイドルだけど、根っこは普通の人なんだ」と説明した。

   10月16日のブログでは、

「今、何を言っても、やっても何故?と言われてしまう。そこから自分を守る為に退いでも何故?と言われてしまう。だから、音を立てる事をしない。またはっきりと音を立てる時が来るまで」

と投稿。「握手会のせいか」「卒業するの?」など、心配の声が相次いだ。

メンバー「生駒さんはとても強い方」

   だが苦節6年半、彼女のアイドル活動は着実に実を結んでいた。趣味の漫画好きで「特捜警察ジャンポリス」(テレビ東京系)のレギュラーを務め続け、2017年4月から「陸海空 地球征服するなんて」(テレビ朝日系)の隔週レギュラーも担当。乃木坂46の人気が上昇するにつれ、個人で活躍する場も増えていった。

   18年1月からはドラマ「オー・マイ・ジャンプ!」(テレ東系)に出演中だ。生駒さんは卒業後の活動について「表現するお仕事や、幅広くタレントとしていろんなことに挑戦していきたいです」としている。

   こうした生駒さんのファンからは、今回の卒業発表を受け、ツイッターで

「生駒は乃木坂の顔としていつも先頭に立って乃木坂引っ張ってくれた どんなにアンチ達に傷つけられても乃木坂のこと一番に考えて活動してくれた」
「乃木坂の初代センター。アンチにも負けずにここまでグループを引っ張って来た彼女」
「全盛期AKBのライバルとして乃木坂を引っ張り、アンチにたくさん傷つけられそれでも坂を上り続けた6年半」

との声が続出。

   乃木坂46の2期生・堀未央奈さん(21)も1月31日のブログで、

「生駒さんはとても強い方です 自分の意見がはっきりとしていて 周りに流されない 主張がしっかりとできる 意志の強いぶれない方」

とした上で、

「生駒さんにとって素敵な、充実した人生になりますように...生駒さん大好きです」

と感謝の想いをつづった。

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