貴乃花親方、「理事選」基礎票では圧倒的不利なのに「当選」予測が出る理由

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「隠れトランプ」現象

   一方、立候補の予想顔ぶれ(6の一門で計11人)の名前の上に、「基礎票」を積み上げたパネルを使って、貴乃花親方の当選の可能性を指摘する番組もあった。

   「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)では、他の一門から4親方が、貴乃花親方へ票を投じる可能性を指摘した。自身の娘が貴乃花親方の息子と結婚した陣幕親方(基礎票分類では、八角理事長派)らの名前が挙がった。他にも、立候補予定者とされながら、貴乃花親方に近いとされる、山響親方(出羽海一門=4人が立候補予定=)の動向にも注目した。山響親方の基礎票は「4プラス・アルファ」で、当確ラインには達していない。あえて当選をあきらめ、貴乃花親方へ票を回す可能性もある、と分析した。

   それでも貴乃花親方の当選は厳しい、との見方も出たが、MCの安藤優子さんは

「トランプ米大統領が『まさか』の当選を果たしたのは、隠れトランプ支持があったから。かくれ貴乃花がいるなら...(当選はあり得る)」
「むしろ、(貴乃花一門の2人で)ワン・ツー・フィニッシュをするくらいの強い気持ちなのでは?」

と、30日夜の会合後に貴乃花親方が報道陣に、最近では珍しく見せた満面の笑顔の真意について分析した。

   コーナーの最終版、東京相撲記者クラブ会友の大隅潔氏は

「(貴乃花親方、)何とか(当選圏内に)入ってもらいたいかな」

と、予想を交えたかのような、期待感を表明した。

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