立憲民主党の蓮舫参院議員(50)が、かつての「2位じゃダメなんでしょうか?」発言でより強固になった自身に関する「冷徹」なイメージについて、テレビで語った。
2009年の「2位じゃ~」発言のイメージはいまだについて回っているそうで、蓮舫氏は「いつになったら消えるんでしょうね」と嘆いた。一方、ツイッターでは、「一生消えません」といったツッコミも入っていた。
民主党政権時の事業仕分け
2018年1月30日放送の情報番組「ビビット」(TBS系)は、「話題の人物に迫る 人生シリーズ」のコーナーで蓮舫氏を取り上げた。1988年にクラリオンガールに選ばれた後、テレビタレントやニュースキャスターとして活躍していた頃や、2004年に民主党(当時)の参院議員として初当選して以降の政治家時代の映像などが紹介され、その合間に何度か、現在の蓮舫氏との録画インタビューが流れた。
2009年の民主党政権時に行われた事業仕分けで、次世代スーパーコンピュータの研究開発費をめぐる議論に関し、蓮舫氏が「世界一になる理由は何があるんでしょうか」「2位じゃダメなんでしょうか?」と発言した当時の様子が紹介されたあと、蓮舫氏はインタビューで、
「あの残像は、いつになったら消えるんでしょうね」
と、ちょっと困ったような、半分笑っているような、微妙な表情で問いかけた。これに対し、「消えないと思います」という風に聞こえる、女性の小さな声も聞こえた。聞き手の女子アナだろうか。
「消えるわけないじゃん」
いまだに「2位じゃ~」の話題を振られることがあるそうだが、
「しょうがないと思いますよ。あの言葉を何度も短く(映像で)流されたら、本当にイヤなやつと思いますもん」
と、我ながら強烈な映像であることを認めた。この発言で一層強くなった「冷徹」というイメージについては、
「私、冷徹ですかね?」
とまた問いかけた。すると、画面には映っていない、蓮舫氏のスタッフの反応のことなのか、蓮舫氏は「首、縦にふってるし」(編集部注:冷徹?の問いかけにうなずいている)と、笑いながら、
「そんなことないと思いますけど...涙もろいし」
と強調。それでも周囲には「冷徹」のイメージが浸透しているようで、
「黙ってると『怒ってる』と、ちょっと笑ってると『何か企んでいる』って言われる。どうすりゃいいんだろって思うじゃないですか」
とお手上げの様子だった。
放送を受け、特に「(『2位じゃ~』のイメージが)いつになったら消えるんでしょうね」のくだりに対し、ツイッターでは、
「消えるわけないじゃん」
「一生消えません。仮にも国会議員なんですから、自分の発言には責任を持って下さいよ」
「あなたが表舞台にいる間は忘れませんよ」
といった反応が寄せられていた。