100万円の支援コースにも申し込み
「Makuake」のプロジェクトページによると、除草剤散布で受けた損害により、18年5月に資金不足に陥ること、犯人が捕まっていないことから、損害賠償や銀行からの融資による補填は難しいという中で、コンサルタントからの提案を受け、クラウドファンディングを活用して資金を募ることを決めたという。
目標金額は1600万円で、17年の損害にかかった様々な設備費や人件費の補填に充てることで、経営状態の回復を目指すという。
支援への返礼品は農園で栽培したメロンを中心に、タオルやポストカードなどのオリジナルグッズからトウモロコシ、アスパラガスといった野菜やドレッシングなど幅広く、中にはビニールハウスへの命名権が貰える100万円の支援コースもある。
このツイートが拡散されたことでクラウドファンディングも注目され、翌30日昼には目標金額の半分にあたる800万円を上回る支援額が集まり、夕方には900万円を突破している。
J-CASTニュースは2018年1月30日、寺坂農園に取材したところ、担当者は
「とにかく、精神的、経済的なダメージから回復すること」
が目的であると語り、1日で目標の半分を達成し、中には最高額の100万円コースへの申し込みもあるなどの予想を上回る大きな反応には驚いていると話した。