「インスタ公開してる嫁w」「でしゃばる野球選手妻」などのスレ
書き込み先が「野球界の噂」と知った人たちは、
「書き込みのほとんどは女性で、ほぼ選手の彼女奥さん叩きの嫉妬と、妄想で構成されている」
「『球界の噂』は、連日井納の嫁スレが立って悪口言われまくってたから、井納も業を煮やして見せしめの意味で訴訟起こしたんやろ」
「いつ訴えられてもおかしくないような粘着野郎だらけだったから、『なんJ』で馬鹿が悪口言ってるのとは訳が違う」
などの感想を掲示板に書き込んだ。
スレには「インスタ公開してる嫁w」「でしゃばる野球選手妻」「野球選手と繋がってる女」「元野球選手の妻」などがある。
「野球界の噂」にも今回の報道に関するスレッド「De井納が野球界の噂住民を訴訟」が1月26日に立ち、
「選手嫁叩きひどいの多かったから、そのあたり一連やっちゃってほしい」
「奥さまの応援なんてしないでしょwwwwww選手が好きなら出身県まで応援しろとか言いそうな女だなwwwww」
「この掲示板に来てる時点でもう終わってるわ。わたしも」
などといったことが書き込まれている。今回の訴訟は、プロ野球界が「野球界の噂」に厳しい態度を取って行くという狼煙なのだろうか。J-CASTニュースが29日に日本野球機構に取材したところ、担当者はこのサイトのことを知っているけれども、内容が信憑性のあるものなのかどうかの把握はしていないとし、
「似たようなサイトが数多く存在していて、それをいちいち取り上げても切りがありません。選手は見ないし気にしない、というのが一般的だとおもいます」
と説明した。ベイスターズにも聞いてみたが、
「個人の事案であり、サイトがどのようなものであるかを含め、コメントを差し控えさせてもらいます」
ということだった。
(2018年1月30日追記:井納投手の妻の代理人弁護士から連絡があり、井納投手の妻より下記内容のコメントが寄せられました)
今回の件について、写真週刊誌「フライデー」やニュースでは、事実と異なる内容が掲載・報道されている部分があったため、裁判に至った経緯も含めてご説明させていただきます。
ある匿名掲示板で私(編集部注:井納投手の妻)が誹謗中傷されていたことが分かったのは、約3年前になります。それから、誹謗中傷が繰り返され現在に至りました。
ある時、私や主人のみならず、私たちの子供(当時1歳にも満たない)に対する誹謗中傷記事が投稿されたことから、私たちは、弁護士に相談することにしました。
その結果、私たちや子供に対する誹謗中傷記事は一旦は無くなったものの、平成29(2017)年7月頃から、再度誹謗中傷が繰り返されるようになりました。投稿の内容は、匿名をいいことに、事実とは異なるものばかりで、プライベートな内容の書き込みも多数ありました。
私たちは、子供の将来のことを考えたとき、それらの誹謗中傷記事を無くし、投稿者に対しては、二度と人を誹謗中傷することをやめてもらいたいと思い、今回の申立をしました。
しかし、私たちの思いとは裏腹に、投稿者の方はフライデーに情報を提供するなどしてしまいました。今回の件で、野球以外のことで何度も球団の名前がでてしまい、球団関係者やファンの皆様にご迷惑をおかけして申し訳ない気持ちでいっぱいです。
裁判については、現在係争中のため内容に関するコメントは控えさせていただきますが、テレビの情報番組の内容としてニュースにあるように、今回の投稿者が弁護士に名乗り出てきたことはありませんし、フライデーにあるように弁護士が門前払いしたこともありません。投稿者が弁護士からの連絡を無視し続けたために、やむを得ず裁判を申し立てることにしたものです。
今後、ネット上での心無い誹謗中傷記事が無くなることを願ってやみません。
平成30年1月30日