「おもろいやん」「不吉に感じる」と意見分かれる
実は、今回の表紙デザインは、2016年度からすでに大阪府のプロジェクトで使われている。
産経新聞の16年12月24日付大阪版朝刊の記事によると、府では、デザインのビジュアルに賛否両論があることは認めたものの、大阪から年間約1万人が東京圏へ流出しており、現状の危機感を訴えるにはインパクトがないといけないとしたという。
大阪府プロジェクトの公式ツイッターでは、17年度も同じデザインを採用することを同年秋に公言しており、実際に公式サイトやガイドブックの表紙に使われることになった。
ツイッター上などでは、このデザインに賛否が分かれている。
賛同を示す声としては、「おもろいやん。生え抜きの社員になれって事やろ!」「大阪ぽい構図ってかんじ」「就活生の現実を的確に捉えている」といった書き込みがあった。
一方、疑問や批判も依然多く、「こわい!ツッコメというコピーだけど、なんで地面につっこまないといけんの」「就活生にこれを見せたとして、不安を感じてる人ほど不吉に感じる」「これ見て若者が大阪に就活行きたい!ってなりますかね?」などと指摘されていた。