インスタグラムで今、スキンケア製品「ニベアクリーム」(ニベア花王)を使って指輪入れを作るという、ちょっとしたDIYが人気になっている。
実用性も高い上に手軽に「インスタ映え」するとあって、真似をする人が続出しているのだが、中にはうっかり勘違いする人も......。
1月ごろから一気に流行
作り方は簡単だ。
使い切った「ニベア」の缶(いわゆる青缶)をきれいに洗ったのち、サイズを合わせて切った白色のスポンジを中にはめこむ。あとは何か所か切れ込みを入れれば、指輪やイヤリングを収められる、即席の「ニベアリングケース」のできあがり――というわけである。
2018年1月ごろから、インスタ上でその作り方を紹介する人が出始めると、
「かわいくて真似してみた」
などと自らも作る人が続出、一気に拡散した。お馴染みの「ニベア青缶」とスポンジさえあれば作ることができ、実用性もあるし、「インスタ映え」も抜群――ということで人気は急上昇、「Fashionsnap.com」などの女性向けメディアが相次いで取り上げている。紹介した「MERY」のインスタ投稿は、1月26日までに8000件以上の「いいね!」を集めた。
ところが流行の拡散とともに、「勘違い」をする人も出始めた。
スポンジを使うはずなのに...
たとえば、あるユーザーが投稿している写真である。インスタで流行っているのを見て、自分でもやってみた――そんな趣旨のコメントとともに貼られている写真、一見いい具合に「インスタ映え」しているのだが、何かおかしい。
よくよくみると、指輪が刺さっているのはスポンジではなく、ニベアクリームそのものだ。これでは指輪がベタベタになるだけでなく、下手すれば劣化して使い物にならなくなってしまう。
勘違いしているのはひとりではなく、「#リングケース」「#青缶」などのハッシュタグで検索すると、明らかにクリームに直接突っ込んでしまった人がちらほらと。
これらの写真がツイッターで転載されると、
「ニベアに指輪詰めてるの面白すぎるでしょ え?とかならんかったんかな」
「見る度に笑うからやめてけろ」
「ニベアの青缶にそんまま指輪さしたら錆びちゃうよ...」
「インスタ映えしようとしてニベアに指輪を突っ込んだことによりツイッター映えしてるの草」
などと笑いが広がっている。