ヤフー宮坂社長が退任、後任は43歳川辺氏 「データの会社」目指す

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   ヤフーは2018年1月24日、宮坂学社長(50)が退任し、後任に川辺健太郎副社長(43)を充てる人事を発表した。6月の株主総会を経て就任する。宮坂氏は代表権のない会長に就任する。

   これに加えて、宮坂氏は4月1日付で最高経営責任者(CEO)を退任。CEOと最高執行責任者(COO)が統合され、現COOの川辺氏が就任する。12年に社長に就任した宮坂氏はPC向けが中心だったヤフーのサービスのスマートフォン対応を進めたが、川辺氏の下では「データの会社」を目指すという。

  • 記者会見に臨んだ宮坂学社長(左)と川辺健太郎副社長(右)
    記者会見に臨んだ宮坂学社長(左)と川辺健太郎副社長(右)
  • 記者会見に臨んだ宮坂学社長(左)と川辺健太郎副社長(右)

宮坂氏は新規事業開発の「Zコーポレーション」立ち上げ

   川辺氏は青山学院大在学中の1995年、ウェブサイト制作会社「電脳隊」を設立。卒業後の99年には携帯電話向けサービスを提供する「ピー・アイ・エム」を立ち上げた。00年にヤフー、電脳隊、ピー・アイ・エムの3社が合併したことでヤフーに入社。ヤフーニュースの責任者や子会社の「GYAO」代表取締役などを経て、12年4月に副社長に就任していた。

   宮坂氏は1月18日に100%子会社の「Zコーポレーション」を立ち上げて4月1日付で代表取締役に就任予定。ヤフーの事業と切り離した形で新規事業の開発を目指す。

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