大林組社長「恥ずかしい限り」 2代連続「引責」辞任、リニア談合で

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   大手ゼネコンの大林組は2018年1月23日、白石達社長が3月1日付で辞任し、後任に蓮輪賢治取締役専務執行役員が昇格する人事を発表した。同社はリニア中央新幹線の工事入札をめぐる談合事件で捜査の対象となっており、その責任を取る形とみられる。

   同社は2007年にも、大阪府枚方市の清掃工場建設をめぐる談合事件で脇村典夫社長が辞任しており、事実上2代続けての引責辞任となる。23日の会見で白石社長は「恥ずかしい限り」と謝罪した。

    そのほか、鹿島、大成建設、清水建設の大手ゼネコン3社も独占禁止法違反の疑いで東京地検特捜部が家宅捜査を進めており、各メディアによると、大林組と清水建設の2社は談合を認めているという。

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