台風・大雪...役所が決めれば「休業休校」 台湾の仕組み、「日本でも」の声

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判断ミスが問題化するケースも...

   ただ、「停班停課」を発令する「さじ加減」は自治体にとって悩ましい問題だ。16年9月27日に台風17号が上陸した際は、南部の高雄(カオシュン)市は午前中だけ授業を行って午後だけを「停班停課」にしていた。ところが、予想に反して午前中から強風に見舞われ、下校中の生徒が風に飛ばされそうになったとして問題化した。一方、台北市は9月28日夜まで「停班停課」にしたが、28日朝には雨が止んだ。台北市の企業からすれば、停班停課の「空振り」でビジネスチャンスを逃したとも言え、やはり問題化した。

   判断ミスの問題はあるものの、動かない交通機関に人が殺到するような事態は避けられるため、今回の大雪を受けて日本のツイッター利用者からは

「停班停課を参考にするのがいいかも」
「マジで停班停課やってほしい」

といった声が散見される。

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