米大リーグのダルビッシュ有投手(31)が、2018年1月22日にツイッターを更新し、音楽プロデューサーの小室哲哉さん(59)の引退のきっかけとなった報道をした週刊文春の記者の発言に対し、「本当に頭大丈夫なのでしょうか?」と批判した。
このツイートは1万回以上リツイートされて注目を集め、多くの人から賛否の意見が寄せられた。
「他人のプライベートほじくりまわして...」
ダルビッシュ選手は、21日に放送された「サンデー・ジャポン」(TBS)に週刊文春の記者が出演し、小室さんの引退について
「ほんとに引退は残念」
「本意ではない結果になったなと考えています」
と語った記事のリンクを添えて、
「他人のプライベートほじくりまわして『本意ではない結果』って本当に頭大丈夫なのでしょうか? 週刊誌がやっていることの8割は『人のアラを探してみんなに伝える』ことだと思います」
と、週刊誌を強く批判した。
このツイートは広く拡散されて議論を呼び、中には
「でもゴシップ誌が伝えたおかげで、ダルビッシュが新人だった頃パチンコ打ちながら煙草吸ったりしているのをその時期に反省出来たって思うのは穿った考えなのかもしれないな。ゴシップ誌の存在は有名人がやりたい放題やるのの歯止めにもなっているとも思うんだよね」
と、ゴシップ誌の存在意義についての意見も寄せられたが、
「あくまでそれは結果論で潰れた人の方が多いと思いますよ。
大体有名人であろうが、法を犯していない範囲でのやりたい放題は個人の自由ではないでしょうか」
と反論し、有名税についても疑問を呈した。
「常識」定義めぐりツイッターで議論
また、週刊誌報道について以外にも、「法を犯していない範囲でのやりたい放題は個人の自由」という言葉を巡って複数のユーザーと「常識」についての議論が巻き起こった。
「常識というルールがある」というユーザーに対し、ダルビッシュ投手は、
「常識の言葉の意味をわかっていれば、それがいかに曖昧なものかがわかるはずなんですが」
「家族間での常識の共有は可能ですが、会ったことも話したこともない人とどう共有できるのでしょうか。言葉の意味を理解していれば不可能だとわかるはずです」
と、一貫して常識は曖昧だと主張した。