どうなる2018年「新車販売」 気になる「日本勢への逆風」

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米国市場は微減傾向?

   「売れ筋」も燃費がよい乗用車から、ピックアップトラックに変わった。燃費の良い小型車を得意とする日本勢にとっては逆風だ。

   シェア首位の米ゼネラル・モーターズ(GM)は1.4%減の299万9605台▽米フォード・モーターは0.9%減の257万5200台▽トヨタは0.6%減の243万4518台▽欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は8.2%減の205万9376台と、上位勢は総崩れだった。続くホンダは0.2%増の164万1429台▽日産1.9%増の159万3464台と健闘した。

   2018年は前年の微減傾向が続き、1600万台を下回るのではとの見方が多い。世界2位の自動車市場である米国は、日本勢にとっては「稼ぎ頭」だ。しかし市場の縮小が続くようだと、戦略の見直しを迫られる可能性もある。

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