AKB「リクアワ」でNGT48が完勝 その陰で悔し涙流したのは誰

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   ファンの投票でAKB48グループの楽曲を選んでランキング発表する恒例のコンサート「AKB48グループリクエストアワーセットリストベスト100」(リクアワ)が2018年1月19日から20日にかけて東京都内で行われ、新潟市を拠点に活動する「NGT48」の楽曲が2年連続で1位に選ばれた。

   イベントでは、全1078曲から上位100曲を発表。そのうちNGTは投票対象になった全27曲がランクインするという圧倒的な強さを見せた。NGTは17年の「選抜総選挙」で、荻野由佳さん(18)や本間日陽(ひなた)さん(18)が前年から大幅に順位を上げており、さらに追い風になりそうだ。

  • NGT48の「世界はどこまで青空なのか?」が1位に入った。センターポジションは荻野由佳さん
    NGT48の「世界はどこまで青空なのか?」が1位に入った。センターポジションは荻野由佳さん
  • 「世界はどこまで青空なのか?」を披露するNGT48
    「世界はどこまで青空なのか?」を披露するNGT48
  • 「47の素敵な街へ」を披露するAKB48のチーム8
    「47の素敵な街へ」を披露するAKB48のチーム8
  • 2年連続の2位に悔し涙を流すAKB48チーム8の岡部麟さん
    2年連続の2位に悔し涙を流すAKB48チーム8の岡部麟さん
  • NGT48の「世界はどこまで青空なのか?」が1位に入った。センターポジションは荻野由佳さん
  • 「世界はどこまで青空なのか?」を披露するNGT48
  • 「47の素敵な街へ」を披露するAKB48のチーム8
  • 2年連続の2位に悔し涙を流すAKB48チーム8の岡部麟さん

オーディション落選を繰り返した末にNGTに入った「苦労人」

   17年の「リクアワ」ではNGTにとっての初のオリジナル曲「Maxとき315号」が1位に選ばれ、18年も5位に入った。ベスト10は5曲をNGTの楽曲が占め、17年12月に発売されたばかりの2枚目のシングル曲「世界はどこまで青空なのか?」が1位に輝いた。

   この曲のセンターポジションは荻野さんが務める。ミュージックビデオは12分に及ぶ大作で、荻野さん演じる高校生がアイドルを目指す様子を描く。荻野さんは様々なオーディションに落選を繰り返した末にNGTに入った「苦労人」として知られ、ミュージックビデオの高校生は荻野さん本人を指していると考えられている。荻野さんは、

「この歌をもっともっと多くの方に届けられるよう、私たちらしいパフォーマンスをこれからも皆さんにお届けしていきたいと思います」

と感無量だった。通常、この曲は18人の「選抜メンバー」で披露するが、今回は特別に24人全員で歌った。18年春の卒業を予定しているキャプテンの北原里英さん(26)は、

「みんなでこのステージに立てているのが本当に幸せ。AKB人生にますます悔いがなくなりました!本当に幸せです!」

と喜んだ。

   17年の総選挙では、16年は「入賞」とされる80位圏外だった荻野さんと本間さんが、それぞれ5位と13位に入った。新潟勢では他に中井りかさん(20、23位)、高倉萌香さん(16、25位)が比較的上位に入っており、今回の「リクアワ」の結果を追い風に、次回総選挙でさらに順位を伸ばす可能性もある。

チーム8「47の素敵な街へ」は「連敗」で涙

   2位には、2年連続で「47の素敵な街へ」が入った。47都道府県からメンバーを1人ずつ集めたAKB48「チーム8」の代表曲だ。NGTに連敗したことになり、茨城県代表の岡部麟さん(21)はファンへの感謝の言葉を述べながら、

「本当は悔しい気持ちでいっぱい」

と涙を流した。

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