J-CASTニュースが2017年の振り返りとして実施したアンケート企画「好きなCM」「嫌いなCM」のランキングがまとまった。
アンケートは17年12月31日から18年1月15日まで、J-CASTニュースの記事「2017年、あなたの『好きなCM』『嫌いなCM』は?【投票企画】」上で受け付け、回答数は2900票以上にのぼった。
「好きなCM」の結果は
アンケート候補に選んだCMは20本。CM総合研究所(東京都港区)が毎月発表している「CM好感度ランキング」などを参考に、2017年を代表するテレビCMをJ-CASTニュース編集部がピックアップした。
「好きなCM」部門(全1630票)では、全体の約4分の1にあたる368票を獲得した「au三太郎」シリーズがトップに。17年には女優の川栄李奈さん演じる新キャラ「織姫」と「金太郎」(濱田岳さん)のロマンスが始まるなど、新たな展開で注目を集めた。
インターネット上の反応を見ると、「広がりが楽しい」「読めない展開が面白い」などの声が目立つ。15年に元旦に放送が始まったCMだが、続々と登場する新キャラや視聴者の予想を裏切る展開で、ファンの心をつかみ続けているようだ。
2位は、日本コカ・コーラの「ジョージア」シリーズ(170票)。働く男性たちをターゲットにした「おつかれ、俺たち。」というコピーで男性層の支持を集めたほか、山田孝之さんと新井浩文さんという人気俳優2人の共演にときめく女性の声も目立っている。
3位には、祖母と孫の交流を描いたストーリーのアマゾンジャパンのCM(169票)が入った。トップ10中では唯一の「非シリーズCM」だが、その感動的な展開がネットニュースで報じられるなど、放映期間は短いながらも視聴者に大きなインパクトを残したようだ。
なお、「好き」部門で最も票が少なかったのは、女優の水原希子さんが出演したLIFULLの「人生編」と題したCMと、出川哲郎さんと本田翼さんが共演する日本ガス「ニチガス・ニ・スルーノ三世」シリーズで、ともに17票だった。