「完璧なものを出したいと努力しているのですが・・・」
ネット上ではこうした間違いはこれからも見つかっていくはずだという意見が相次いでいて、「広辞苑」に対し、
「なんでこれだけネットが普及した現代でそんな初歩的なミスが起きるんだよ。ちゃんとウィキペディア見ながら書いたか? 」
「もうウィキペディア見ながら作れよ、広辞苑は」
などといった指摘が出る一方で、辞典を紙で作る意味がわからない、とし、
「辞書なんてネットでいいだろ」
「そもそも高い金払って広辞苑とかいう文鎮買ってもしょうがないだろ ネットで見れんだよ。いまだに新聞取るようなもんだ」
などといったことが掲示板に書き込まれた。
J-CASTニュースが1月19日に岩波書店に「広辞苑」の間違いが次々に指摘されていることについて取材したところ、
「過去にも改訂版が出る度に間違いが指摘され、大きなニュースになってしまいます。私たちは完璧なものを出したいと努力をしているのですが、見落としが出てしまう、というのが現状なんです」
と説明した。第7版の売れ行きや在庫状況にもよるが、できるだけ早く重版を出し、こうした誤りを訂正して行くと担当者は話していた。