故・水木しげるさん原作の「ゲゲゲの鬼太郎」が、フジテレビ系で2018年4月から、6度目のアニメ化を果たすことが明らかになった。
アニメ鬼太郎の新作は、2007~09年の第5シリーズ以来、9年ぶりとなる。1月19日、各メディアや公式サイトでその新ビジュアル、出演者が発表されたが、その「激変」ぶりに視聴者の間には驚きが走っている。
「目玉おやじ」はなんと初代鬼太郎
主人公・鬼太郎役に起用されたのは、人気声優の沢城みゆきさんだ。14歳のデビュー以来、美少女キャラから大人の女性、少年役までこなす演技派として有名で、2011年からは「ルパン三世」の峰不二子役も担当している。「鬼太郎」と「不二子ちゃん」を演じるのが同一人物ということで、ツイッターでは、
「沢城さんすげえ!!不二子ちゃんから鬼太郎って、声が七色過ぎるやろーー」
「鬼太郎と峰不二子が同じ声優って信じられる??」
「鬼太郎の声が不二子ちゃんの人。って事は......恒例の女装回。凄い事になるんじゃないの?年齢指定入るくらいの色気になるんじゃないの?」
など、どんな「鬼太郎」になるのか、どよめきが広がっている。
また、長年「目玉おやじ」を演じていた故・田の中勇さん(2010年没)から役を引き継いだのは、アニメ第1作などで鬼太郎を演じた野沢雅子さんだ。このほか、ねずみ男は古川登志夫さん、砂かけばばあは田中真弓さん、子泣きじじい・ぬりかべを島田敏さん、一反もめんが山口勝平さんと、それぞれ大物声優の出演がアナウンスされた。
猫娘、美人すぎない?
キャラクターデザインも大幅にリニューアルされているが、中でも人々を驚かせたのは庄司宇芽香さんが演じる「ねこ娘(猫娘)」だ。猫娘といえば、あの水木さん独特のタッチで描かれた顔を思い浮かべる人も多いだろうが、最新作のデザインは完全に「美少女キャラ」然としたデザインに。すらりとした長い足もあって、ほとんど8頭身だ。
猫娘は07年の第5シリーズでも、かなり現代風に寄せたキャラデザとなって話題を呼んだが、今回はさらに踏み込んだアレンジに。
「新しい猫娘可愛すぎやしないか? おい」
「猫娘尊い。来期絶対見ような」
「新しい猫娘ちゃんめっちゃかわいいやんけ...すき...」
と期待の声を挙げる人、
「俺の知ってるねこ娘じゃない!!?」
「猫娘はどんどん可愛くなって最早面影が...」
「私の知ってる猫娘じゃなーい! と叫ぶ3期生母と4期生私」
と戸惑う声も。
タレントの中川翔子さんも、「8頭身猫娘、平成ラストの感じどんなふうになるのか楽しみ」とツイートしたほか、ツイッターで多くつぶやかれた言葉を集計する「Yahoo!リアルタイム検索」でも、上位の多くが鬼太郎関連で埋め尽くされる中、1位は「猫娘」となるなど、かなりの注目を集めている(11時30分時点)。