もう「離れ小島の路線」とは言わせない 相鉄が「都内乗り入れ用」新型車両公開

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ローカル線によくある「あのボタン」も...

   今回お披露目されたのは、東急乗り入れ用の「20000系」。相鉄が新型車両を導入するのは07年の11000系以来9年ぶりで、16年に登場した「9000系」リニューアル車に続いて、横浜の海をイメージした色「YOKOHAMA NAVYBLUE」(ヨコハマネイビーブルー)に塗装。内装は天井を高くしたり荷棚をガラス製にしたりして、開放感を演出した。

   優先席の一部は座る面を9センチ高く、5.3センチ浅くして、立ったり座ったりしやすくした。神奈川県央部の「夏は暑く、冬は寒い」気候から、ローカル線によくみられるドアの開閉ボタンもつけた。

   相鉄とJRの車両の仕組みはほぼ同じだが、東急に乗り入れるためには、相鉄のみを走る車両よりも幅を20センチ小さくする必要がある。車両前面の貫通扉も必要だ。そのため、先に東急乗り入れ用の20000系の開発を進め、2月11日から運行を始める。JR乗り入れ用の車両も別途開発が進んでいる。

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